宝永山2日目
宝永山調査2日目.第4火口周辺の斜面調査.
見てきたものはというと,
・火口の場所により,斜面構成物質の特徴が異なる.
・斜め交錯模様の見える斜面では,ガリーが発達していない.いずれも26〜27°.
・斜面下方には大きな礫は存在していない.斜面上を下っていく過程で破砕されてしまうのか?
・斜面上部に礫が存在する斜面では,斜面勾配は27°にならない.
・赤岩はすぐに破砕される.
・大石として残るのは灰色溶岩.
・赤岩の周辺にだけ27°斜面が存在する.
・斜面構成物質と斜面上堆積物を比較すると,斜面上の堆積物の方が,粒径が大きい.すなわち斜面上部から流れ下ってきたもの.
今後
・斜面分類
・勾配と斜面構成物質を整理.
・既存の研究から26°の斜面では,どうも砂礫は速く動くようだ.宝永山にその解釈を適用すると・・・?