kmokudaiの読書日記と雑録

もともと読書日記としてはじめたので読書日記に戻します.あと,ちょっとした思いつきなど.研究っぽい話しは,https://researchmap.jp/kmokudai/研究ブログ/に書いてます

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

井川から身延へ

研究集会のオプション巡検.山を下りながら,いろいろ観察.

井川演習林巡検

筑波大井川演習林で巡検.

シカの食害シンポジウム

信州大南箕輪キャンパスでシカの食害対策シンポジウム. 伊那市長,信州大学学長,農学部長,環境省自然保護管,中部森林管理所計画部長,周辺市町村担当者など参加.信州大学の学生も含め,参加者は150人以上.テレビカメラでの取材もされていた.シンポジ…

仙丈馬の背

戸代から入って,薮沢沿いに上がって,馬ノ背まで.帰りは尾根の道を帰ってくる. 仙丈ヶ岳の馬の背周辺は,中部森林管理局(2007)の報告書においても高山植物の食害被害が大きいと報告されている場所.南アルプス食害対策協議会が,この地域に防鹿柵が設置…

木曾駒登山

極楽平経由三ノ沢岳方面.

移動日

駒ヶ根へ.

日本地理学会の大会での発表資格

発表資格の確認をしていたところ,「発表者(連名発表の場合は第1発表者および口頭発表者)は,日本地理学会もしくは東北地理学会の会員に限ります」と書かれておりました.つまり,第一著者も口頭発表者(ポスターの場合は説明責任者)も両方が学会員では…

試験

1.武蔵野台地の自然地理学的特徴について説明せよ. 2.教科としての地理と歴史の違いについて論ぜよ.

岩石・化石

古本屋で購入.地形の説明はいまいち.たとえば三角州の説明は,「川が,相次ぐ堆積物を落とすので,三角州は,以前の堆積物の外に作られる」.滝は,「滝は一本の川の長いプロフィールで急激な中断である.」.わからなくはないが,そのものを知らない人は…

エコソフィア

エコミュージアム特集号.古本屋で購入.山下弘文「諫早湾にみえてきたエコミュージアムのかたち」/安渓遊地「屋久島オープンフィールド博物館の夢」/遊磨正秀「ホタルダス調査と琵琶湖博物館」/鎌田陽司「国際協力で生まれたムスタン・エコミュージアム…

エコツーリズムの問題

エコツーリズムに関するネット上の情報を探していたところで見つけた記事. AFPBB News08年7月1日

諫早干拓事業

干拓事業開門調査を巡る周辺の県の動きは,反対の長崎vs.賛成の福岡,佐賀,熊本という構図.農林副大臣が,今村雅弘,岩永浩美で佐賀県の代議士,その下の農林大臣政務官が谷川弥一で長崎県の代議士である. 毎日新聞08年7月15日西部朝刊(開門するかしない…

小笠原空港問題

小笠原に空港を作る話は以前から出ているが,石原都知事は,兄島に作りたがっている.勉強しない知事なので,過去の経緯は無視である. 東京新聞08年07月05日

つくば巡検下見

第四紀学会の巡検のために,産総研の方々らと霞ヶ浦周辺地域を下見.

諫早開門調査,国控訴.

諫早湾干拓事業で開門調査を命じる判決が地裁で出たのだが,国は控訴.この対応は予想されたものだが,その過程で首相が判断を放棄している.この今回の首相の対応は問題だろう.意志を表明しないということは,この事業はおかしいと思っているが,それを表…

東京の公園と原地形

造園学を専門とした研究者の目で見た,東京の公園の立地環境を解説した本.各地の谷戸という場所が,公園にうまく利用されているのがわかる.利用というよりは,私の公園感(池,斜面,低地,植生の配列パターン)が谷戸の作り出す景観そのものだということ…

特定地理等保護林

地形・地質の保護の仕組みとして,国有林の中の「特定地理等保護林」というものがある.知らなかったのでメモ.「我が国における特異な地形,地質等の保護を図り,併せて学術研究等に資する.」全部で35箇所. http://www.kokuyurin.maff.go.jp/Kokuyu_Natur…

自然地理学概論書評

地理学評論2008年7月号に吉野正敏さんによる,朝倉書店地理学基礎シリーズの書評が掲載される.「自然地理学概論」に関しては,まず,章数の配置のおかしさに対して意見を述べられている.なぜ,あのような構成になるのか,従来の自然地理学の体系を考えれば…

Cape Farewell

日本科学未来館で,「Cape Farewell アートを通して気候変動を知る」の内覧会.芸術家が,北極圏(スバルバル)に航海し,彼らが感じる,北極の環境の変化を作品にしたものである.氷と何種類かの生物と,岩石という限られた素材を使って様々な作品が作られ…

徳山ダム移転先地盤沈下

朝日新聞08年7月3日 水資源機構が,ダム建設に伴って移転した住民らに,移転先の地盤沈下現象に対する説明の際,研究者が調査したかのような説明をしていたという問題.水資源機構の職員の意識は,研究者の説明は,自分たちに都合が良ければ使うというものだ…