第四紀学会シンポジウム
「自然史研究におけるフィールドの活用と保全」というテーマでシンポジウム.会場は,日大文理.
専門家が市民に,そこにある地質−地形−水文−気候−文化などをつなげるストーリーが語れるかどうかは重要.露頭や植物などの単体の学術的な価値のみでものの重要さを語っても,その価値は,人にはあまり伝わらないだろう.そういった意味で,小泉さんが以前がいっている自然全体を理解するこころみは,学会が,アウトリーチ,保全という活動をするときには,大事な考え方になるだろう.大変おもしろい企画だったが,参加者がちょっと少なかったか.