大西山
高速道路1000円を利用して,長野県大鹿村の大西山崩壊地へ.南アルプスジオパークの拠点のひとつだが,それにまつわる看板などはない.糸魚川とはちょっと違う.
三六(さぶろく)災害といわれる昭和36年の豪雨によって,この写真の雪のついた斜面が崩れた.朝方だったため,写真が多く撮られている.記録を読むと,屏風が倒れるように倒れはじめ(トップリング?),自重に耐えられずに腰砕けになり,周囲を土砂が埋め尽くした.崩壊地の前には,慰霊の像が建てられている.崩壊土砂の堆積地は,現在,大西公園として整備され桜が植えられている.
この近くに鹿塩温泉があるので行ってみる.塩の里という物産館には,この地の特産品が売られている.ここの湧水は,海水以上に塩分濃度が高く,古くから製塩が行われていたそうである.そこで作られた塩を買う.また,となりにある豆腐屋で豆腐を購入.1丁500円の豆腐は,食べてみたかったのだが,この日は在庫なし.この塩の里で売られていた,伊那山地の索道事業について書かれている,地元の人が書かれた本を購入.
- 作者: 小松谷雄
- 出版社/メーカー: ほおずき書籍
- 発売日: 2009/04
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る