日本地理学会の大会での発表資格

発表資格の確認をしていたところ,「発表者(連名発表の場合は第1発表者および口頭発表者)は,日本地理学会もしくは東北地理学会の会員に限ります」と書かれておりました.つまり,第一著者も口頭発表者(ポスターの場合は説明責任者)も両方が学会員ではないと行けないということになっていることに気がつきました.あわてて集会専門委員会の先生にも確認をしたのですが,そういうことになったということでした.略記の際に○○ほか(2008)と第一著者のみになることから,会員の権利確保と言うことで制限を厳しくしたということだそうです.
KENTの独り言より.

日本地理学会では,研究発表大会の発表者は会員に限るというルールがある.このルールに気付いたのは,2008年春の大会時.一緒に仕事をした院生さんに発表してもらおうと思ったのだが,このルールがあるので,私が登壇した.指導教員とその学生という関係ではなく,共同研究だったので,どちらが話しても良かったのだが,折角ならば,学会での発表を経験してもらいたかったと思った.
非会員でもどんどん発表してもらい,良いものは投稿してもらって,おもしろい論文を増やして,会員を増やすというやり方の方が,学問の発展のためには有益だと思うのだが,そうは考えない人が多いようである.ギルドだから仕方なしか.
現在,日本地理学会の大会では,発表者が,地理の院生か大学の地理の教員である割合は非常に高い.それ以外の人は,ごくわずかである.地球科学に関連する学会の中でも,この院生・大学教員占有率が,特に高い感じがする(そのうち調べる予定).このような同窓会的な学会の体質が,上記の「会員の権利確保」という考えにつながっている気がする.