サイエンスアゴラ2007

サイエンスアゴラ2007で,「研究機関の広報の役割」というシンポジウムというかセミナーというか,その中間のようなイベントを行う.理研の方々と一緒に準備を進めてきて,いろいろな方々に会場に集まってもらった.マニアック(?)なテーマのため,参加者は30人程度と予想していたのだが,はるかに上回る60人以上の参加.54脚の椅子は全て埋まり,立ち見の方もいた.事前に何のPRもしていなかったのに,こんなに集まるとは驚きだったが,興味のあるテーマなのだろうと改めて認識.参加していただいた方々に感謝.
高柳先生の話は,ためになった.広報を細胞膜に例えられる話は,なるほどと思う.ブレインストーミングでは,もっと時間があれば,議論を深めることもできたと思うが,私の交通整理もうまくなく,時間切れで終わる.参加された方には,不完全燃焼感が残ったかもしれないが,この続きを議論できるような場を用意するということで,許してもらえればと思う.全くの個人的な感想としては,理研の方から多くの刺激を受けて大変勉強になった.
研究機関の広報は,仕事として,先端的なサイエンスと社会をつなぐ役割を担っている存在である.貴重な存在ではあるのだけれども,必ずしも組織内でのプレゼンスは高くないのが実情ではないだろうか.本来的には,組織の方針などに対してコンサルティングできる立場に有っていいと思う.そのためには,広報担当者が,研究者や管理職の人間の持たない情報収集のチャネルや情報の出し方に関するスキルを身につけることが,重要であると思う.今回企画したこのような会が,研鑽の場になるように今後の展開を考えたい.

何のPRもしなかったがと書いたが,blogで紹介してくださった方々がいらっしゃった.始まる前は,webをみる時間も余裕もなかったのだが,終わってこれを書く段になって検索して判明.漆原さん駆け込みサイエンスアゴラ情報 | 科学技術のアネクドート,岡本さん2007-10-30(Tue): サイエンスアゴラ2007、開催迫る - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版ありがとうございました.