地質情報展3日目

今回の地質情報展では,聞いている人の知識の程度に,説明する内容をうまくあわせることが重要だと改めて認識した.子供には主に,流水の働きによって平らな土地ができることを理解してもらうのがよいのだろう.その上で,興味を持ちそうな子に,観察を通じて気づいた点について話を聞きながら,理解を深めてもらうのがよいと思う.あまり,こちらが先回りして説明してしまうと,本来大事な「よく見る」ということがおろそかになってしまうだろう.一方,主婦など生活者には,自分の住んでいる場所を実験を見ながら理解してもらえばよいし,研究者には専門的な堆積プロセスについて議論ができればよい.そのためには,実験を行う側が,現象に対して深く理解しておくことが重要であると思う.引き出しの少なさは,演示する側の認識の浅さでもあると思う.
Kaki-blogで,堆積実験のことを取り上げてもらった.実験をしていていつも気になっているのは,子供は実物の地形のイメージがあまりないということである.そういった問題点を解決するためには,お父さんが(お母さんでもだれでもいいのだが)露頭を前にして,「この地層は,この前の実験でみたあれだよ」と説明してくれれば良い.そうすれば,子供は自分が何を見ていたのか理解できるだろう.お父さんの役割は大きいと思う.