八郷盆地
八郷盆地の中心にある,丸山古墳へ.前方後方墳.
筑波山では,ガマの油売りが有名である.
楽天トラベルには,
独特の語り口で有名なガマの油売り。江戸時代半ば、貧乏香具師永井兵助が筑波山の男体山と女体山との間の尾根沿いにある奇岩・ガマ石の前に7日間座禅を組んであの口上を考え出したという。
とある.しかし,日本文化いろは事典によれば,
ガマの油売りが筑波山の名物となったのは戦後の事です。観光の目玉として、地元の業者らが目を付け、筑波山出身の光誉上人にまつわる言い伝えと結び付けて、筑波山のシンボルをつくり出したのが始まりです。
ということらしい.戦前から,ガマの油は存在していたが,観光資源として流通するようになるのは,戦後からということか.永井兵助が座禅を組んだというガマ石は,確かにガマ蛙に似ている.形態だけではなく,斑レイ岩のゴツゴツした感じがよりいっそうガマらしさを引き立てるのだろう.
東京都薬剤師会・北多摩支部 おくすり博物館 『がまの油』他に詳しい解説がある.