隣りの研究

県民性について書かれた本は,たいしたことも書かれていないだろうと高を括っていて,これまで手に取ったことはなかったが,この本はたまたま100円で売られていて,また,たけえいさんの部屋にもあったことを思い出し,買ってみた. 読んでみると非常におもしろい. 相模原の辺では,祝い事のおにぎりは丸くむすび,不幸のときは三角にむすぶことや,土葬が多い県はどこかといったことや,山形県の黒川能では数百万円の単位で散財するはなしなど. また,「研究」とタイトルにあるだけあって,それぞれのトピックスにおいて,主に分布論をもとに考察が加えられている. 鈴木秀夫の「風土の構造」を学部生のころ読んで,なるほどと思った記憶があるが,それと通ずるものがある.

「隣り」の研究―県民性大解剖

「隣り」の研究―県民性大解剖