JPGU2011ソーシャルメディアセッション

24日に,JpGUの「ソーシャルメディアと地球惑星科学」というセッションで発表をした.発表スライドは,先日の記事にある.結構な数の人が,セッションの前からと,セッション中にツィートしていたので,まとめサイトを作ってみた.
http://togetter.com/li/139841
まとめてみて,面白かったのは,セッションが始まる前から,議論が始まっていることである.発表要旨を書いてから発表まで時間が空くので,その間に話す内容は変わって(進化して)しまう.多くの人は,ポスターやスライドを大会の直前につくっているだろうから,できてしまったら公開するといいのではないかと思う.会場に行けない人でも,それを見て,発表者にツィッターやblogで質問することができる.発表者にも有益だろう.
ツィッターでは,発表後にも議論は続いていて面白かった.学会で質疑応答をする意味は,1対1でなく,会場の人がそのやり取りを聞いて,一緒に議論できるところだと思う.しかし,それなりに複雑な構造を持つ話を聞くと,瞬時に論点が把握出来ず,議論ができない.後になって,理解することもしばしばある.後から発表者を捕まえて議論することは出来るが,そういった場合は,通常1対1である.そこで面白い話がされても,その議論は他の人には共有されない.ソーシャルメディアは,そういったプロセスを,共有するためのシステムとして適していると思う.
このことを拡張すれば,次のように考えられる.学術大会が参加費をとり特定の場所で開かれるということは,全ての参加を希望する人にとって公平ではない.参加費や開催場所,時期の都合で参加できない人がいる.しかし,その不公平を解消するのは不可能である.そのような制約のあるなかで,開かれた議論をするためのツールとしてソーシャルメディアは有効だろう.