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FoEでCBD報告会

FoEによる生物多様性条約締結国会議の報告会.エコギャラリー新宿にて.前日の,環境省で行われた報告会に比べると,やや会議内容には批判的.
生物多様性条約について,跡見学園女子大教授(FoE客員研究員)の宮崎正浩氏が,その内容について整理し報告.
宮崎氏は,CBD市民連合が,事前にCOP-10で達成するべき課題として出していた項目について,どの程度達成されたのか評価をした.会議では,「生物多様性の損失を止める」や,「森林破壊,自然生態系の破壊を止める」といった,強い目標は達成されておらず,問題を先延ばしにしたのが現状である.詳細は2年後のCOP-11インドで決めるとのこと.しかし,先進国と発展途上国との対立構造のある中で,ABSの問題について,発展途上国が歩み寄りを見せたので,生物多様性条約が全く意味のないものにならなかったことは評価をしていた.
それに引き続き,FoE職員の三柴淳一氏が,REDD+(Reduced Emissions from Deforestation and forest Degradation,森林減少・劣化からの温室効果ガス排出削減)パートナーシップに参加したので,その様子を報告.
三柴氏は,REDDは,どのような森林を保護していくのかという提議の問題が解決されないまま,国際的な話し合いが進んでしまうことに危機感を持つ.妥当な主張.現状では,自然林を破壊し,プランテーションの農場をつくり,それを拡大していくことも森林面積拡大として,プラスに評価される仕組みになっている.