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日本第四紀学会学術賞

日本第四紀学会学術賞を受賞した小疇 尚さんと,学会賞を受賞した小野 昭さんの講演会を聞きに早稲田大学へ.小疇 尚さんの話は,自身の学生時代から現在までの研究内容についてトピック毎に整理されてお話しされていた.自分の研究の後の最近の研究も紹介され,現在の日本の高山の地形研究のいくつかが,小疇 尚さんの仕事から始まったものであることを再認識した.岡山俊雄先生の言葉として以下の話を紹介されていた.「地質学者は地質図を書くのでその図幅内の地質のことは全部調べる.しかし地形学者だけはそのトピックしか追わない.それではいけない.地形学者は地形学誌を書くべきだ」.
小野さんの話でおもしろかったのは,考古学者は分布論をあまりやらない.その理由の一つとしてナショナリズムと結びついて,それが利用されてしまったことがあったから.ナチスのことだということだが,興味深い話.なにか文献に書かれていないだろうか.

追記:英語版のWikipediaに記述があった.http://en.wikipedia.org/wiki/Nazi_archaeology