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海成

CSISの小口さんが海岸段丘と海成段丘,河岸段丘と河成段丘について,どのように言葉が使われているか記事に書かれている.海岸段丘は,だんだんと海成段丘へと変化してきているようであるが,世の中では,特に河岸段丘は根強く使われている.そこで気になったのが,英語との対応である.海成段丘は,marine terrace, 河成段丘は,fluvial terraceである.日本語は,明治期以降できた訳語だと思われるので,英語の方が古いはずである.そこで,marineをどうして海岸と訳したのだろうか?「海の」という漢語がなかったので地形の様子を考えて「海岸」にしたのではないかもしれない.そうすると,「海成」ということばは,どのようにして作られてきたのかが気になる.「河岸」と「河成」も似たようなものなのだろうか.地形学,地質学の文献を順に追っていけば分かりそうな気がする.

(追記)
メールで,river terrace, coastal terraceも使われるとのご指摘をいただいた.ということで,上記の仮説は棄却.