サイエンスアゴラ2006

2006年11月25日から3日間,東京国際研究交流大学村(お台場の科学未来館東京国際交流館産総研臨海副都心センター)を会場として行われたサイエンスアゴラ2006に行ってきた.最近各地で行われているサイエンスコミュニケーションの様々な活動を俯瞰すると同時に,サイエンスコミュニケーション活動を行っている様々な組織あるいは個人のネットワークづくりのために企画されたもののようである.この広場(アゴラはギリシャ語で広場という意味)にあつまってきている人は,「サイエンスコミュニケーション」というキーワードで一応くくれるものの,その言葉が広範囲の事象を包括するために,テニュアの研究者,ポスドク研究者,科学系NPO関係者,科学館・博物館関係者,理科教育関係者,ジャーナリスト,企業や研究所の広報担当者など,様々なバックグランウンドを持つ人たちがである.そして,その目的意識も多様である.こういった人たちは,独自に活動していたが,「サイエンスコミュニケーション」という言葉を得たことにより,そのつながりを意識しはじめ,集まってきた場なのだと思った.総括シンポジウムでは教育関係者,研究者の参加が少ないことが指摘されていたが,彼らにとってサイエンスコミュニケーションの実践例が有用な情報であることがわかれば,自然に人は集まるようになるだろう.そういった蓄積がまだ少ないというのが現状のだろう.