STS学会に参加
STS学会2日目.引き続きメモ.
サイエンスコミュニケーションの現状と課題
- 渡辺(科学技術政策研):歴史的経緯.啓蒙普及−科学技術情報発信−科学技術理解増進−科学技術コミュニケーション
- 杉山(北海道大):サイエンスコミュニケーター養成の実践.アウトリーチ活動に市民のアイデアを持ち込む.人材登用の問題
- 中村(科学技術政策研究所):日−欧のサイエンスカフェを巡る同時代性
- 榎木(NPOサイエンスコミュニケーション):人材不足
科学のわかりやすさの危うさ・大切さ
- 林(富山大):二つのわかった.紹介・解説とストーリー発見の喜び.中心的ルート処理と周辺的ルート処理.サイエンスコミュニケーターが必要とする方法は.
- 隈本(北大):元NHK.インフォームドコンセントは説明と同意ではない.
- 南波(理研CBD):理研CBDでの広報活動の取り組み.市民の科学者化−医者の代弁者をつくるだけか?対象と目的にあわせて様々な表現方法.インタラクティブ性,ハンズオン性.生物学を表現するクリエーターを育てる.やりすぎるぐらいやりすぎてみる.
基調講演
- 永田晴紀(北大・工):「地場産業で宇宙開発−宇宙村と社会を繋ぐ試み」宇宙村と社会が乖離.いいサービスが宇宙開発と社会を繋ぐ.町工場と組んで低コスト化.次世代の社会作りへの思い.人間は投資する動物.
技術者倫理教育
- 比屋根(日本技術士会):大学の工学教育−顧客の存在がない.
全体を通しての感想.久々に学会に出ておもしろいと思った.