東大多比良教授論文捏造疑惑
卒論の提出〆切に間に合わないときに,卒論生が「パソコンが壊れてしまいました」と言い訳をするのをたまに聞く.就職が決まっていて,後は卒論を提出するだけだという状況だと,〆切を多少のばして提出させるという処置がとられることがあると思う.
教員の,〆切を守れない時点で減点ではあるが,少なくとも完成はさせようという教育的配慮により,〆切延期という措置がとられているのだと思う.〆切を守れなかった時点で留年という処置をされているところもあると思うが,前述の様な対処をされているところも皆無ではないと思う.今回の事件の言い訳もこのレベルのもののような気がする.
しかし,方や卒論生,方や大学の教授である.置かれている立場が全然違う.研究者が身につけてきた知恵は,言い訳をひねり出すためのものなのか.