捏造・水増し・不正引用

韓国のES細胞論文データ捏造問題も含めて,ネガティブなニュースが連日新聞をにぎわす.
国家予算の中での科学研究に対する支出の額がよく議論される.研究が成功か失敗かという判断の仕方はナンセンスだろう.短期的に見れば失敗でも,より大きな成功に結びつくのであれば必要な失敗である.研究の成果が出ているか出ていないかということだけで,議論されるものではないということを研究者は,社会(納税者)に説明しなければならない.しかしその前に,こういった納税者との信用関係を崩すようないくつもの事件が,科学に対する不信感を醸成しているのだろう.研究者が社会の中で優遇されている人は,真実を探ることを生業にしているからだと思う.
社会は,うそつきにいつまでお金を出してくれるだろうか.

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高知大学院助教授03年、昇任へ研究業績を水増し
 高知大学大学院理学研究科の金子雄一助教授(39)が03年、助教授へ昇任する際、提出した個人調書に架空の論文名を記載し、研究業績を水増ししていたことが22日、分かった。(毎日新聞 12月23日)

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論文不正:京大教授を処分 女性助手に精神的嫌がらせも
 京都大は20日、大学院農学研究科の男性教授(60)が、女性助手の研究成果を不正に引用して自らの単独論文として学会誌に発表したほか、同じ助手に対して論文作成の妨害や精神的嫌がらせを続けたとして、教授を同日付で停職3カ月とする懲戒処分を発表した。(毎日新聞 12月20日)